- 不動産投資
- 2024年9月25日
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確率の考え方に慣れるのには、乗数計算に慣れなければいけません。和の法則とか積の法則とかあって確率計算は積の法則が一般的ですと言われてすぐに理解できる人は優秀です。
- 和の法則とは 事柄A,Bが同時には起こらないとき……AまたはBのどちらかが起こる場合の数
- 積の法則とは AとBがともに起こる場合の数
ぱちんこで例えると、行動そのものは当てるために打っており、勝率を上げるために確率を考えます。だから1回転目に当たる確率、2回転目で当たる確率、3回転目に外れる確率、4回転目はどっちでもいいという考え方はしませんよね?
ぱちんこは基本的に当てるためにやっており、200回転までには当たりたいという感情を持ちます。お金の観点からもそうなります。200回転までの当たる確率と言ったら、1回転目の当たる確率は1/319、2回転目の当たる確率は1/319・・・・・200回転まで毎回1/319で大当たりを抽選し続けます。ハマれば当たる確率が上がる訳ではないのです。
こんな場合の確率計算は積の法則の考え方になります。2回転以内に当たる確率は1/319×1/319といった感じになります。
結婚式日を決めるのに、新婦が誕生日にしたいと言った。但し、新婦は自分と同じ誕生日の客が10%以下にしたいと考えている。結婚式は最大何人まで呼べば10%以下になるか。
新婦と誕生日が異なる人の確率は364/365。下記の計算式を満たす最小値nを計算すればよい。もちろんエクセルを使用して計算します。
単純に乗数計算だと思ってしまいますが、エクセルで変数計算させるのは至難の業です。そこで乗数と関係のある対数関数を使用して計算します。
対数で表示するとこうなります。
364/365を対数の底(てい)、9/10を真数、nは「364/365を底とする9/10の対数」と呼びます。
エクセルの対数関数だとLOG(数値, [底])となります。
エクセルで計算すると上の図のようになり、n値は38.4。
最大値は38人となります。
この記事を書いた人 Wrote this article
ogoe
福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。運動を数値化し写真撮影も楽しんでいきます。