LINEやめることにしました

LINEを一度始めてから止める人はどれだけいるのだろうか。おそらくいないと推察されます。当初メッセンジャーアプリだけでしたが、現在ではプラットフォーム型のビジネスモデルへと変貌しています。

LINEが日本でここまでメッセンジャーアプリのシェアを獲得できたのは、電話帳アプリに登録されている人のデータを自動的に取り込んだからです。

LINEのこの着想がこれまでのアプリになかったため、手間をかけずに一気に利用者を増やすことができました。そしてナンバーワンのシェアを獲得してしまうと、なかなか他のアプリを利用しなくなります。新規参入が困難になってしまうのです。

スマホユーザーならほとんどの人がインストールしているためすぐに利用可能です。インフラの一部になっていますので何の疑問も持たないことでしょう。ワッツアップをインストールしたときも日本の友人はほとんど利用してくれませんでした。連絡を取りたい相手もアプリが入っていないとコミュニケーションができない、これが現実です。

なぜLINEを止めるのか

私自身の環境の変化です。LINEそのものは便利ですぐに利用できるのでいいアプリです。不便なところはありません。何の疑問もなく受け入れて使っている自分が嫌になっただけです。

もちろんただ止める分けではありません。代わりに新しいアプリを発見しそのアプリが良さそうなので切り替えることにしたのです。そのアプリは『Signal』というアプリです。

米国の非営利団体『Signal Foundation』が運営しているアプリになります。世界的にもマイナーですが利用者が少なく価値がなければ、2012年から今日まで続いていないでしょう。特に共感が持てたのは、次のフレーズです。

私たちは、表現の自由を守り、オープンソースのプライバシー技術で安全なグローバルコミュニケーションを可能にしています。

Signalより引用

警察、自衛隊、イーロン・マスクも使用しているのでセキュリティが高いのは間違いないです。シンプルイズベストのようなアプリです。

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LINEのデメリット

  1. LINEのサーバーがNAVER社が管理し韓国にあること
  2. LINEの実質的親会社は韓国の検索大手NAVER社であること
  3. 2023年8月にはYAHOOがNAVERに個人の位置情報を無断で提供、2023年11月にはNAVER Cloudを経由した不正アクセスを受け、約52万件の個人情報を漏洩していること
  4. LINEはプラットフォーム型サイトでもありコミュニティサイトでもあるため多方面から攻撃を受ける可能性が高いこと。

LINEを止めたことによる影響

LINEの友人にSignalのインストールをお願いしたところ、応じてくださる方とそうでない方がいたということです。友人の棚卸がついでにできたと思っています。連絡を取りたければインストールするしそうでなければインストールしません。

Signal導入の効果

何人かの友人が応じてくださったので、その人たちがこれからもお付き合いできる方たちと分かったことです。インターフェイスは下記の画像の通りです。壁紙やチャットの色は設定から変更可能です。全体で変更することも可能ですし、連絡先ごとに個別に変更することも可能です。

Signal導入のメリット

  1. 通話も試しにしましたが音質良好でした。池袋-静岡間ですが。但し、発信音が耳障りな音なので改善して欲しいです。
  2. スパムメッセージはありません。
  3. 電話番号を売却したりしなければ、乗っ取りによるメッセージも届きません。
  4. 相手の電話帳に自分の電話番号が登録されていなければ、電話番号は表示されません。
  5. その場合、ユーザーネームを使用したやりとりになります。ラインのようにQRコードも出ます。
  6. 設定-プライバシー-消えるメッセージで時間を設定すれば、相手とのメッセージは設定時間で消えて復元できません。

Signalを使って欲しい人たち

  1. スタートアップや中小企業の方がビジネスで利用
  2. 設計部門や開発部門の方
  3. 特別な人たち同士でグループチャットや特別な人とだけメッセージを交換したい人
  4. 時間を気にせずビデオ通話をしたい人(最大50人まで可)

この記事を書いた人 Wrote this article

ogoe

福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。運動を数値化し写真撮影も楽しんでいきます。

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